nラスタ地図とベクタ地図
デジタル地図には、ラスタ地図とベクタ地図と呼ばれる2種類が存在する
実際に運用されているGISのシステムではベクタ地図を利用するものが多い
¨ラスタ地図
特徴:空間を細分化し、点の集合で地図をデジタル化する(デジタル画像と同様の方法)
利点:データの構造が単純なため、地図の加工も容易
欠点:データ量が膨大、拡大表示するとエイリアス(階段状のひずみ)が生じてしまう
¨ベクタ地図
特徴:位置座標と線分のデータの集合で地図を表す
利点:それぞれの対象物が独立しているので、対象物に属性をもたせることが可能
例:一軒一軒の家屋をポリゴン(多角形)で表し、居住社名、事業者名などの情報を属性として保存
欠点:作成に多大の労力が必要、編集・加工に専用のプログラムが必要