n新幹線地震動早期検知警報システム(ユレダス)
地震の初期微動(P波)を検知して、主要動(S波)の大きさを予測することで、
大きな揺れ(S波)が来る前にいちはやく新幹線を止めるシステム
東海道・山陽新幹線で計19箇所設置されており、P波の解析に3秒、実際に
システムが発動してから新幹線が停車するのに約1分半程度の時間がかかるという
また、東海道新幹線ではユレダス以外にも、沿線25箇所の変電所内に感震機を設置し、S並の大きさが一定以上になると送電を止めるというシステムを併用している
なお、ユレダスは、震源の深さが深かった場合、震源までの距離を実際よりも近く測定してしまう ため、過大な揺れを予測してしまうのではないかという問題点も指摘されている。システムの改良や他のシステムとの併用により、より精度の高いシステムを作り上げることが重要である
¨参考:新幹線の地震対策 http://www.chunichi.co.jp/saigai/jisin/feature/2002100101.html