気象・環境情報システム その2
n数値予報
収集された様々な気象データと、前回の予測結果を利用して、気圧、気温、 風向き、風速、湿度などを可能な限り精度よく推定することで気象予報を行う
気象予報図や台風の進路予報など未来の予報は数値予報によるものである
具体的には、大気を緯度、軽度、高さによって細かな格子で区切り、格子点ごとの様々なデータを集め、数分おきに計算を繰り返すことで未来のその場所の気象データを推定する
精度を高めるためには格子点の間隔を狭めればよいが、間隔を半分に狭めると計算量が十数倍に増えてしまうため、高い精度を得るためには、非常に高性能なコンピュータが必要である。実際の計算には1秒間に1兆回弱の 計算を行うことが可能なスーパーコンピュータが使用されている